数年前から趣味で動画編集をするようになりました。
きっかけは大学時代の卒業旅行ですが、その話はまたの機会にして、今回は動画編集の前に個人的にやっていることをまとめていきます。
動画編集といっても今は様々な分野がありますが、僕が主に作っているものは結婚式関連の動画です。
具体的には以下のような動画を依頼されることが多いです。
- 披露宴のオープニングムービー
- 新郎新婦のプロフィールムービー
- 披露宴の締めのエンドロール
- 新郎新婦へのサプライズムービー
今回は、依頼人から提供される写真素材について僕が実際に行っている編集作業をメモしておこうと思います。
写真素材が圧倒的多数
オープニングムービーやサプライズムービーは動画素材も多いのですが、それでも圧倒的に写真素材がメインになります。
当然、昔の写真は紙焼きされたものしかなく、スキャナ等でデータ化するところから始まります。スキャナがない場合は反射に気をつけながら、スマホで写真を撮影してデータ化するという荒技も。
そうして提供された写真データはたいていの場合は写真のサイズはバラバラです。
デジカメで撮ったもの、一眼で撮ったもの、スマホで撮ったもの…
4:3のサイズ、16:9のサイズ、パノラマサイズ、スクエアサイズなどなど…
とにかく色々なサイズの写真素材が提供されます。昔の写真は白い枠が付いてたりすることも…
リサイズが必須!
サイズがバラバラな写真データはそのままではとても使いにくいため編集(リサイズ)する必要があります。リサイズをして全ての写真のサイズを統一しておくと、編集中はもちろんのこと、後々写真の差し替えをしたいとなった場合も少ない手間で差し替えができます。そのため写真の リサイズは必須 と言えます。
そうなると「どのようにリサイズするのが手っ取り早いのか」という話になります。
結論を言うと、僕が個人的にたどり着いたアプリは「Keynote」です。
Appleから提供されているプレゼンテーション向けのアプリですが、これが意外と使えるんです。
Keynoteでリサイズ
Keynoteでリサイズするといってもやることは単純で、以下の手順を踏むだけです。
右上の「書類」を選択し、スライドのサイズを指定します。
「標準(4:3)」と「ワイドスクリーン(16:9)」のプリセットが用意されていますが、スクエア型にしたい時などは「カスタムのスライドサイズ…」から指定することができます。
少し見づらいかもしれませんが、黒枠で囲っている範囲内が表示領域です。
この表示領域に写真が収まるように元画像を拡大・縮小して配置します。
全ての写真の調整が完了したらイメージとして書き出します。
メニューの「ファイル > 書き出す > イメージ」
から指定した形式でスライドを出力します。
以上で写真のリサイズが完了です。
今回は僕の作業環境に合わせてKeynoteでのリサイズの話をしましたが、プレゼンソフトであれば基本的に同じことができるはずです。
この一手間をかけることで編集中のストレスがぐっと減るので、画像サイズの統一はおすすめです。